2024年1月27日土曜日

人と犬が生き生きと過ごせる。そんな介護を。

シニアドッグ介護習得コース 講師の寺井です。

昨日で10月から行なっていた

シニアドッグ介護習得コース(16期)のコースが終了しました。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


4ヶ月という時間でしたが、皆様とご一緒して

シニアドッグ介護をお伝えできたこと、心から感謝しています。


ひと昔前とは違って、現在は犬の介護を学ぶ場が増えてきました。

通信教育もあるほど。

それでも、ドッグライブリーを選んでくださって

貴重な時間を費やしてくださったのです。


ご参加くださった皆さんの笑顔を思い出しながら

今日は余韻にひたっている私です。


私はここ数年、まだまだ初心者ですが

茶道を習っています。

その茶道で、先生がよくお使いになる言葉が

「一期一会」。

ご縁があって、この場を、この時間を共有する。

それに感謝して、このひと時を大切にする。


まさに、シニアドッグ介護習得コースも「一期一会」だな、と

いつも思っています。


受講生の皆様は、犬に関わる仕事をされている方々だけではありません。

現在、接客業をされている方や保育士さんなど。

様々なご経験をしてきた方が多いのです。

そのような方が新たな道として、「犬の介護」をサポートしたい、そんな仕事に就きたい、と思ってくださることが嬉しいです。


私はシニアドッグ介護習得コースでは、技術的なことだけではなく

他にもお伝えしたいことがたくさんあります。


かわいいシニア犬ちゃんたちには、安心して介護を受けてもらえるようにすること。

優しく、ていねいに。心は明るく。

年を重ねることは自然なことであって、悲しいことではないということ。


愛犬の介護でお困りのご家族に寄り添うこと。

ご家族の気持ちを理解し、支える気持ちで接すること。

犬の介護士は、技術だけでは成り立たない仕事ですし

成り立ってはいけない仕事だとも思っています。


介護は、時にとても大変です。

愛犬のお世話をするご家族は、心身ともに疲弊してしまうことが多々あります。

だからこそ、犬の介護に困っているご家族のことも配慮する必要があるのです。


あ!それと

私が特に力を入れてお伝えしていることも。

それは、シニアのわんこさんがどれだけ可愛らしいか。

素晴らしい存在か。です。


ドッグライブリーの「ライブリー」は

「生き生き」という意味があります。


人も犬も、生き生きと!

それがドッグライブリーのめざしていることなのです。


次回は、来月からコースが始まります。

募集開始後、すぐに満席になったため

(ありがとうございます)

すでに募集は終了しています。


また新たな「一期一会」、今から楽しみです。



2024年1月13日土曜日

今年初めてのシニアドッグ介護習得コース

 シニアドッグ介護習得コースの寺井です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨日は、今年初めてのシニアドッグ介護習得コースのセミナーでした。

7回のコースの第6回目。

10月から始まったこのコースも、すでに終盤になりました。


これまで様々な介護のノウハウを

知っていただきましたが、

いよいよ「介護のアドバイス」についてお伝えすることに。


犬の介護は、訪問介護だけではなく

「介護方法などのアドバイス」も必要とされています。


犬は1頭1頭違います。

犬種、大きさ、性格、住環境、持病

体の状態などなど。

その違いから画一的な介護はうまくいかないことが多いのです。

「このコにはこんな介護」

「このコにはこんな工夫」

だからこそ悩む方も多いのです。

「インターネットや本などで情報を見て介護をしてみた。

でもうまくいかなかった。」

「この介護用品を試したけれどダメだった。」


そんなお話をよく聞くのも、

そのコに合った介護方法や介護用品を使えてないから。

介護用品に関しては、もうちょっと慣れてもらえるようご家族が時間をかけてくださったら使えるものや、もう一工夫すれば使える、というものも少なくありません。

ただでさえ愛犬の介護で大変なご家族にとっては

その過程がさらに大変な気持ちにさせてしまうこともあるかもしれません。


犬の介護士や介護アドバイザーが、アドバイスしながら

ご家族と一緒になって愛犬の介護をサポートしていく。

愛犬がリラックスして過ごしてくれる介護。

ご家族も安心して、少しでも心身の負担が軽くなる介護。

そんな状況がどんどん増えていくこと。

それが私の願いです。


また、アドバイスは決して一方的ではいけないと思っています。

ご家族の心情や体の負担を理解しながら

分かりやすく、必要とされているアドバイスを行なう。

大切な家族の一員である1頭の愛犬。そのコに合った介護のアドバイス。

そのためにはよくお話をお伺いし、考える必要もあります。


また、人と人は信頼が大切。

ご家族に心を開いていただき

お悩みをご相談いただき、そして

こちらの話に耳を傾けていただくためにも

対話すること。理解すること。ご家族の気持ちに寄り添うこと。

そういうことも大切だと常々思っています。


昨日も、セミナーで受講生の皆様にお伝えしました。

犬の介護は、犬だけではなく

人のことも支える仕事だ、と。


言い換えれば、犬だけではなく

人のこともサポートできる仕事だということ。


だからこそ、とてもやりがいのある仕事だと思います。


色々、うんぬん申し上げましたが

セミナーでは明るく楽しくお伝えしています。

なので、意外と笑いがたえないんですよ。

寺井聖恵


2月からは、また新たにシニアドッグ介護習得コースが始まります。

キャンセル待ちもいただいておりますが

お申し込み者様は、熱心な方が多いので

キャンセルが出ることはあまりありません。

キャンセル待ちをしていただいている方々には

優先的のその次のコース日程などをお知らせする特典を行なっております。

本気で学びたい方、ぜひキャンセル待ちをお申し込みくださいませ。