2023年6月7日水曜日

It's worth it! その価値はある

シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。


先日、主人の仕事仲間のご夫妻と食事に行きました。
アメリカから来日中で
ご主人がアメリカ人で奥様が日本人。
気さくなお二人で、私は初対面とは思えないほど
楽しく一緒に過ごしてきました。


横須賀のお寿司屋さんに行ったのですが
その前に立石公園で眺めを満喫。



アメリカ人のご主人は、来年富士山に登りたい、とおっしゃっていて

うっすらですが見えた富士山に喜んでいらっしゃいました。




お寿司屋さんに向かう車の中で、私の仕事を説明すると

とても驚かれました。



愛犬のお世話を最後の最後までしたい、

そういう概念は日本ならではなのですよね。


アメリカでは、愛犬が歩けなくなったり治らない病気になると

動物病院では薬を使い、安らかに旅立たせる、というのが一般的。


どっちが良いか、というわけではなく

文化、そして価値観の違い。


「日本では、家族の一員の愛犬を、最後の最後までお世話したいっていう人がほとんどなんですよ。どんなに介護が大変であっても・・・。だから私がそのサポートをするの。」と説明すると


そうなのか、、、と驚きながらも

納得されていました。



そして、相変わらず私はシニア犬がどんなに可愛いか、や

楽しくやりがいのある仕事か、を説明しました。


すると

「でも、最期(命の)の仕事だから・・・大変でしょ?」と

思慮深くおっしゃったアメリカ人のご主人。


私がどんな風にその質問に答えたのか、、、

実はあまり覚えていません。

と、いうのも英会話はめったにしないので

英語を話すことに神経を集中していたような・・・(笑)



今、「こう答えれば良かったな」っていうフレーズがあります。

それは、

" It's worth it! "(その価値はある)

です。

悲しい想いをしても、その価値が十分あるほど

やりがいがある仕事だ、ということ。


このフレーズは使わなかったと思うけれど

それっぽいことを説明した気がします。



お寿司屋さんではとびきり美味しいお寿司をお腹いっぱい食べて

食後はコーヒーゼリー。

これが意外と(笑)とってもおいしくて驚きました。





ご夫妻がボストンに7年住んでいたそう。
私も学生の時に2年、ボストンの近くに住んでいたので
ボストンのローカルな話をすることもできて楽しかったです。


しかし、私は・・・

子供の頃から英語を使う仕事がしたくて
短大卒業後、留学までさせてもらったのに
今は全く違う仕事をしています。
犬語しか使っていません(笑)。
援助してくれた両親には申し訳ないですが

それでも今の仕事は・・・

It's worth it! 
なのでした。

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