シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。
先日、主人の仕事仲間のご夫妻と食事に行きました。
アメリカから来日中で
ご主人がアメリカ人で奥様が日本人。
気さくなお二人で、私は初対面とは思えないほど
楽しく一緒に過ごしてきました。
横須賀のお寿司屋さんに行ったのですが
その前に立石公園で眺めを満喫。
うっすらですが見えた富士山に喜んでいらっしゃいました。
お寿司屋さんに向かう車の中で、私の仕事を説明すると
とても驚かれました。
愛犬のお世話を最後の最後までしたい、
そういう概念は日本ならではなのですよね。
アメリカでは、愛犬が歩けなくなったり治らない病気になると
動物病院では薬を使い、安らかに旅立たせる、というのが一般的。
どっちが良いか、というわけではなく
文化、そして価値観の違い。
「日本では、家族の一員の愛犬を、最後の最後までお世話したいっていう人がほとんどなんですよ。どんなに介護が大変であっても・・・。だから私がそのサポートをするの。」と説明すると
そうなのか、、、と驚きながらも
納得されていました。
そして、相変わらず私はシニア犬がどんなに可愛いか、や
楽しくやりがいのある仕事か、を説明しました。
すると
「でも、最期(命の)の仕事だから・・・大変でしょ?」と
思慮深くおっしゃったアメリカ人のご主人。
私がどんな風にその質問に答えたのか、、、
実はあまり覚えていません。
と、いうのも英会話はめったにしないので
英語を話すことに神経を集中していたような・・・(笑)
今、「こう答えれば良かったな」っていうフレーズがあります。
それは、
" It's worth it! "(その価値はある)
です。
悲しい想いをしても、その価値が十分あるほど
やりがいがある仕事だ、ということ。
このフレーズは使わなかったと思うけれど
それっぽいことを説明した気がします。
お寿司屋さんではとびきり美味しいお寿司をお腹いっぱい食べて
食後はコーヒーゼリー。
これが意外と(笑)とってもおいしくて驚きました。
ご夫妻がボストンに7年住んでいたそう。
私も学生の時に2年、ボストンの近くに住んでいたので
ボストンのローカルな話をすることもできて楽しかったです。
しかし、私は・・・
子供の頃から英語を使う仕事がしたくて
短大卒業後、留学までさせてもらったのに
今は全く違う仕事をしています。
犬語しか使っていません(笑)。
援助してくれた両親には申し訳ないですが
それでも今の仕事は・・・
It's worth it!
なのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿