2023年8月29日火曜日

ルネくんとライアちゃんの取材で

シニアドッグ介護習得コースの寺井です。


今、介護とアンチエイジングのエクササイズについての取材を受けています。

週末、私が訪問して

介護やケアなどを行なっているお客様の元で

撮影が行われました。


 

以前から訪問しているルネくんのおうち。

 

ルネくんは16才のコイケルです(犬種)。

とっても可愛らしい男のコです。

 

 

普段、ルネくんには

ハーブ湿布やマッサージなどのケアをしています。

 

訪問時に、ママさんのお話をお伺いし

介護に関わるアドバイスも時々していますが、

あまりその必要はありません。

なぜならママさん、愛犬の介護は経験者なのです。

 

ラブちゃんの介護、レオくんの介護。

(ふたりとも立派に天寿をまっとうしました)

そして今はルネくんの介護をされています。

私もラブちゃんの時からサポートさせてもらっています。

 

なので、ママさんは

もはや介護のプロ?のような方。

 

もちろん、慣れていても介護は大変です。

それにワンちゃんの状態は1頭1頭違うわけですから

その都度色々なことがあるのです。

 

でも、ルネくんのママさんはいつも前向きに

明るさを失わずに介護されています。

もちろん、私も「明るさ」を持ち続けられるよう

サポートをしたいと思っています。

 

あまりにも心身が疲労していると

「明るさ」は持てないものですから・・・。

 

 

 

実は、取材って大変なんです。

特に今回はテレビ。

ラジオだったら声だけなので

ちょっと気楽です(笑)。

 

準備も撮影も。

する側も、される側も大変。

 

ですから、簡単にお願いできなことなんです。

いつも取材の依頼を受けて悩みます。

 

 

でも、今回は

大変なことと分かっていながら

ルネくんのママさんにお願いしました。

 

ルネくんのママさんの「明るさ」が

画面を通して伝わればいいな、と思ったからです。

 

「介護=悲しいこと」ではないということ。

 

介護が必要な状況になっても

わんこさんは幸せでいられること。

愛情をたっぷり注いでもらっていれば

わんこさんは、安心して過ごせるということ。

 

それが番組を通して

少しでも多くの方に伝わればいいな、と思います。

 

もちろん、少しでも

「愛犬に介護が必要になることがある」ということや

「介護をサポートするサービスがある」

「老犬介護士という仕事が世の中にある」

ことも知っていただきたいです。

 

 

 

カメラマンさんが、ベッドで眠っているルネくんを撮影。

その時、ルネくんの妹分、ライアちゃん(ジャックラッセル・10才)は

興味津々でカメラマンさんの周りをちょこちょこ。

 

しっぽぶんぶん!

 

わかりますか?

ライアちゃん、しっぽを振って

「何してるのー?」と(笑)。

 

 

カメラマンさん、「かわいすぎますねー」と

ディレクターさんにニコニコしながら話してました。

スタッフの皆さん、とても良い方々で

安心して取材を受けることができました。

 

 

実は、ライアちゃんは

バランスディスクの才能が素晴らしいわんこさん。

介護の撮影の後は、ライアちゃんのバランスディスク・エクササイズの取材も。

 

とっても上手に嬉しそうにエクササイズしてくれたライアちゃんです。

 

 

一連の撮影が終わり、

ママさんのインタビュー。

 

皆さんが1階に移動して撮影している時に

私はルネくんやライアちゃん達のそばにいました。

 

ルネくんは、落ち着いて

すやすやと寝息を立てていました。

 

そして、思いつきました!

この瞬間を記念に収めたい、と。

 

ルネくんの横に座り

不器用ながらセルフタイマーで撮影をしようとしたところ・・・

 

ササッ!!

 

 

何かがよぎった?!

 

 

 

可愛いライアちゃんです♪

 

へそ天しながら

 


 

 

というわけで、三人で!

 

2023年8月6日日曜日

行動力とモチベーションを。私はここにいます。

ドッグライブリー協会の寺井です。

5月から行なっていた「シニアドッグ介護習得コース」。

15期生の皆さんのカリキュラムが、昨日で全て終了しました。

老犬介護士やシニアドッグアドバイザーとして活動していくためのコースです。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


コースが終了し「今回も無事に終えることができた」という

充足感、ホッとする気持ちと

終わってしまった、という寂しい気持ちの両方が心にあります。


このコース、すでに15期。

でも毎回、参加してくださる方々は違います。

私は毎回「一期一会」の気持ちで向き合っています。

「シニアドッグ介護習得コース」。

ここでお会いできたのがご縁。

コースが終わった後も、ご縁が続くのが一番嬉しいのですが

そうもいかない事情が出てくるのも現実。

参加者様の中には「多忙になってしまった」「進む道が変わってきた」「家族の事情で・・・」

など、さまざまな事情により終了したらそれが最後で

お会いできなくなることもあります。


なので、「一期一会」。

今日お会いできて、お話できて、

私の「犬の介護」についてのノウハウや考え方をお伝えできる「今が大切」。

「今に集中する」

「今を大切にする」

そう思っています。



私は介護をお伝えする講師という立場ですが、

毎回参加者様から学ぶことも多いです。

自分と違う考え方、物の見方、言葉選び、などなど。


訪問介護や介護相談でいろいろなお客様と接します。

愛犬のお世話、介護を一所懸命されているご家族です。

中には戸惑っていたり悩んでいたり、大きなストレスを抱えている場合も。

そういう方々の気持ちに寄り添って、お手伝いをするのが私の仕事だと思っています。


そのためにも多くの方々の考えやご意見に触れる、というのは

とても勉強になります。


今回受講してくださった皆様も、それぞれに素敵な個性や考え方をお持ちの方々でした。

終了した今、私が願うのは

みなさんが近い将来、

お伝えした老犬介護のノウハウを活かして、ご自身の個性を活かして

楽しく前向きに活動してくださることです。


もちろん、「仕事をしていくこと」というのは

簡単なことではありません。自分が動かなかれば何も始まりません。

ご自身で一歩一歩、実現するために行動していただく必要があります。


人が仕事をしていく上で、なくてはならないのが行動力と共に

「モチベーション」。

これを持ち続けていられないと、途中で

「もういいか」となってしまいます。

日常生活に流されながら、「あきらめること』というのは簡単にできてしまうのです。


皆さんが、モチベーションを保ち続けることができて

実現するために一歩一歩行動してくださることができますように。

モチベーションが下がってきてしまった、

どう進んでいけばいいのか分からない、

迷う気持ちでいっぱいになってしまった、

そんな時にはぜひご連絡いただきたいと思います。


単なる近況報告でもかまいません。

コースは終了しましたが、老犬介護という仕事が大好きで

「老犬介護士」をもっともっと増やしていかなければ、と考えている私、寺井はいつもここにいます。


皆さんのこれからの活動を楽しみにしています。

またお会いしましょう!

これからは「犬の介護仲間」として。