2020年10月27日火曜日

都内でのシニアドッグ介護セミナー

シニアドッグ介護習得コース講師の寺井です。

週末はドッグライブリー協会の「シニアドッグ介護習得コース」の

最終日、東京でのセミナーでした。

7月の終わりから始まったこのコース。

オンラインで6日、最終日は対面で行ないました。

その、最終日だったのです。

東京、門前仲町の「Mon Maison(モンメゾン)」さん。

こちらのスペースを久しぶりにお借りしました。

 サロンも、オーナーさんも素敵な方。

心地良い空間で、安心してセミナーを行なうことができました。

ひとつのコースが終わり、ホッとしつつ寂しい私です。

 

でも、修了された方とは

また違うお付き合いが始まります。

 

今日の午前中も、一昨年

修了された方とZOOMミーティングを(オンライン)。

お互いの近況報告からお仕事ののことなど楽しくお話しました。

久しぶりにお会いできて嬉しかったです。

 微力ですが、修了された後のお仕事の方向性などのご相談をお受けしています。

 

人って、それぞれが素晴らしいところをたくさん持っていると思います。

その素晴らしいところって、自分では意外と分かっていないことがあります。

そういう部分を、ぜひお仕事ににお役立ていただければ、と思っています。

また、勉強を終えてもなかなか犬の介護士やシニアドッグのアドバイザーとして1歩踏み出せない方も少なくありません。

お話しすることで、戸惑いや心にひっかかっていることを解消し

再びモチベーションをアップしていただければ嬉しいです。


ドッグライブリー協会のシニアドッグ介護習得コースですが

新しいコースは、来年2021年、1月中旬から

隔週土曜日で開催予定です(オンライン6日と対面1日の計7日間)。

 

スケジュールなどが確定しましたら

またお知らせします(11月上旬予定)。

その際もまた、モンメゾンさんにご協力いただく予定です。

 

このコロナの状況ですので

受講生様がいらっしゃる際のなるべくの安全を考え

対面セミナーでは、東京と葉山の2会場で開催予定です。

利便性でお選びいただきたいと思っています。



可愛い愛犬といっしょにご参加くださいました。



門前仲町のMon Maison(モンメゾン)さん。
駅から徒歩すぐ。






2020年10月19日月曜日

シニアドッグ介護習得コース 最終日

雨の土曜日、葉山でドッグライブリー協会の「シニアドッグ介護習得コース」の最終日でした。

シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井聖恵です。

今回のコースは最終日の対面セミナーは都内と神奈川の二か所開催。
今週末、東京でセミナーを行ないます。
 
 
オンラインで6回にわたり、しっかりお伝えしてきましたが
対面セミナーで、とても大切なポイントを再度しっかり頭に入れていただきます。
復習&プラスアルファの最終日です。
 

 
葉山のFoo Pezさんで行ないました。
広々スペース&感染予防対策もしっかりしてくださっていて
とても安心して過ごすことができました。
 
 
大人気、看板犬のピピくん(14才)。
受講生さんにもフレンドリー♪

 
 
 
オンラインではお伝えしづらい、ケアの方法や工夫を
学んでいただきました。

 

 
実際に切って、貼って、工夫して。


「手で覚える」
「体験して覚える」というのも
大切だと思います。
 
 
対面セミナーは、やはり楽しかったです。
受講生さんのことも、お会いしてよく分かります。
「こんなに温かい雰囲気をお持ちの方なんだ」
「なんて誠実でまじめな方なの・・・」などなど
その方々の良さを肌で感じることができました。
その、それぞれの良さを、お仕事に生かしていただきたいですし
そういうお話もしました。
 
受講生さん同士の交流もできますし
和気あいあいとした空気に包まれていました。
それが、なんとも心地良かったです。
 
 
コースがひとつ終わってしまうと
なんとも寂しい気持ちがするのですが
「いや、きっと介護にかかわる機会でまた再会できるはず」と
思いなおしています。
 
修了生さんはそれぞれです。
訪問介護の仕事に就く人、
老犬ホームでお仕事をする人、
これまでの犬に関する仕事のプラスアルファにされる人(トレーナー、トリマー、シッター等)、
保護団体のボランティアさんとして老齢の保護犬のケアをする人などなど。
 
また、修了後
介護アドバイザーを始める方もいらっしゃいます。
まだまだ悩んでいる方が多い「犬の介護」。
愛犬の介護に悩むご家族のサポーターとして活動していっていただきたいです。
 
 
シニアドッグ介護習得コースは、
現在、2か月間の集中コース(10~11月)を別に行なっていますが
そちらは募集を終了しています。
次回、新たなコースは来年1月から、隔週土曜日で開催予定です。
11月上旬にスケジュールの公開、募集開始を予定しています。
11月にオンラインでお試しセミナーを開催できたら、とも考えています。
決まりましたら、またお知らせいたします。
 

ドッグライブリー協会では、ハーブを学ぶ
現在、講師の猪野麻未子さんが改編を検討中です。
こちらも準備が整いましたら、再開いたします。
しばらくお待ちくださいませ。

2020年10月3日土曜日

犬の介護。現場から学ぶケーススタディー

シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。

今日は、7月からスタートしたコースの6日目。

オンライン最終日でした。

残すは東京と神奈川で開催する対面セミナーのみです。


今日はケーススタディーと言って

私がどのようなワンちゃんたちに

どのように介護をしてきたか、ケアをしてきたか、をお伝えする内容でした。


犬はもちろん1頭1頭違うので、同じ介護の現場はありません。

でも、シニア期になりやすい疾患や状況というのはあります。

そういうことを理解していただきながら、実際にどんな風にそれぞれの現場で介護や

アドバイスをしてきたか、学んでいただきます。


現役介護士の私だからこそできるセミナー、と言ってもいいと思います。


オンラインと言えども、受講生さんはみなさん真剣に聞き入ってくださり終了後には、

「こういう話を聞きたかったんです。とても勉強になりました」という感想をいただきました。

セミナー中の質問も歓迎。今日は質問が多い日でもありました。

この質問が、初回のころとは違い「介護の仕事に自分が携わる」という前提のもとに出てくるような質問もあって、嬉しくなってしまいました。

セミナーの受講回数を重ね、シニアドッグ介護の理解を深めてきた皆さん。

中には、「最初は気軽な気持ちで学ぼうと思ったけれど、介護を学んできたら、自分にできるのだろうか?と不安になってきた」とおっしゃる受講生さんも。


その言葉を聞いて、私はちょっとホッとしました。


介護というのは、愛犬の命をおあずかりする仕事だからです。

現場には、病状がとても重かったり、中には余命が短いワンちゃんもいます。

そのようなワンちゃんの手助けをする仕事です。

だからこそ、真剣に取り組んでいただきたい仕事だと思っています。


なので、「できるか不安だ」という想いは当然ですし

持っていてくださった方が、絶対に良いと思うのです。

「こんなの簡単、私だってできる!」と気楽な気持ちで取り組む仕事ではないと思っています。


でも、必要以上に不安に思わないでいただきたいです。

何事も、慣れない初めのうちは不安だったり心配だったりするものです。

でも大丈夫!

しっかり学んだ後に現場で経験していくうちに、身に着いていくものですから。


今日のセミナーでもお話したのですが、

「介護はそのワンちゃんの最期の時に関わる仕事。その最期のひとときを、快適に、なるべく楽しく過ごしてもらえるようにお手伝いする仕事。だからこそ、とてもやりがいがあると思います」と

お伝えしました。


残すは対面でのセミナーのみ。

これまでオンラインでのセミナーでしたので

みなさんにお会いできるのが楽しみです。










私に介護を教えてくれたのは多くの犬たちです。

ありがとう。みんな大好きです!