2020年10月3日土曜日

犬の介護。現場から学ぶケーススタディー

シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。

今日は、7月からスタートしたコースの6日目。

オンライン最終日でした。

残すは東京と神奈川で開催する対面セミナーのみです。


今日はケーススタディーと言って

私がどのようなワンちゃんたちに

どのように介護をしてきたか、ケアをしてきたか、をお伝えする内容でした。


犬はもちろん1頭1頭違うので、同じ介護の現場はありません。

でも、シニア期になりやすい疾患や状況というのはあります。

そういうことを理解していただきながら、実際にどんな風にそれぞれの現場で介護や

アドバイスをしてきたか、学んでいただきます。


現役介護士の私だからこそできるセミナー、と言ってもいいと思います。


オンラインと言えども、受講生さんはみなさん真剣に聞き入ってくださり終了後には、

「こういう話を聞きたかったんです。とても勉強になりました」という感想をいただきました。

セミナー中の質問も歓迎。今日は質問が多い日でもありました。

この質問が、初回のころとは違い「介護の仕事に自分が携わる」という前提のもとに出てくるような質問もあって、嬉しくなってしまいました。

セミナーの受講回数を重ね、シニアドッグ介護の理解を深めてきた皆さん。

中には、「最初は気軽な気持ちで学ぼうと思ったけれど、介護を学んできたら、自分にできるのだろうか?と不安になってきた」とおっしゃる受講生さんも。


その言葉を聞いて、私はちょっとホッとしました。


介護というのは、愛犬の命をおあずかりする仕事だからです。

現場には、病状がとても重かったり、中には余命が短いワンちゃんもいます。

そのようなワンちゃんの手助けをする仕事です。

だからこそ、真剣に取り組んでいただきたい仕事だと思っています。


なので、「できるか不安だ」という想いは当然ですし

持っていてくださった方が、絶対に良いと思うのです。

「こんなの簡単、私だってできる!」と気楽な気持ちで取り組む仕事ではないと思っています。


でも、必要以上に不安に思わないでいただきたいです。

何事も、慣れない初めのうちは不安だったり心配だったりするものです。

でも大丈夫!

しっかり学んだ後に現場で経験していくうちに、身に着いていくものですから。


今日のセミナーでもお話したのですが、

「介護はそのワンちゃんの最期の時に関わる仕事。その最期のひとときを、快適に、なるべく楽しく過ごしてもらえるようにお手伝いする仕事。だからこそ、とてもやりがいがあると思います」と

お伝えしました。


残すは対面でのセミナーのみ。

これまでオンラインでのセミナーでしたので

みなさんにお会いできるのが楽しみです。










私に介護を教えてくれたのは多くの犬たちです。

ありがとう。みんな大好きです!


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