シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。
今日は、7月からスタートしたコースの6日目。
オンライン最終日でした。
残すは東京と神奈川で開催する対面セミナーのみです。
今日はケーススタディーと言って
私がどのようなワンちゃんたちに
どのように介護をしてきたか、ケアをしてきたか、をお伝えする内容でした。
犬はもちろん1頭1頭違うので、同じ介護の現場はありません。
でも、シニア期になりやすい疾患や状況というのはあります。
そういうことを理解していただきながら、実際にどんな風にそれぞれの現場で介護や
アドバイスをしてきたか、学んでいただきます。
現役介護士の私だからこそできるセミナー、と言ってもいいと思います。
オンラインと言えども、受講生さんはみなさん真剣に聞き入ってくださり終了後には、
「こういう話を聞きたかったんです。とても勉強になりました」という感想をいただきました。
セミナー中の質問も歓迎。今日は質問が多い日でもありました。
この質問が、初回のころとは違い「介護の仕事に自分が携わる」という前提のもとに出てくるような質問もあって、嬉しくなってしまいました。
セミナーの受講回数を重ね、シニアドッグ介護の理解を深めてきた皆さん。
中には、「最初は気軽な気持ちで学ぼうと思ったけれど、介護を学んできたら、自分にできるのだろうか?と不安になってきた」とおっしゃる受講生さんも。
その言葉を聞いて、私はちょっとホッとしました。
介護というのは、愛犬の命をおあずかりする仕事だからです。
現場には、病状がとても重かったり、中には余命が短いワンちゃんもいます。
そのようなワンちゃんの手助けをする仕事です。
だからこそ、真剣に取り組んでいただきたい仕事だと思っています。
なので、「できるか不安だ」という想いは当然ですし
持っていてくださった方が、絶対に良いと思うのです。
「こんなの簡単、私だってできる!」と気楽な気持ちで取り組む仕事ではないと思っています。
でも、必要以上に不安に思わないでいただきたいです。
何事も、慣れない初めのうちは不安だったり心配だったりするものです。
でも大丈夫!
しっかり学んだ後に現場で経験していくうちに、身に着いていくものですから。
今日のセミナーでもお話したのですが、
「介護はそのワンちゃんの最期の時に関わる仕事。その最期のひとときを、快適に、なるべく楽しく過ごしてもらえるようにお手伝いする仕事。だからこそ、とてもやりがいがあると思います」と
お伝えしました。
残すは対面でのセミナーのみ。
これまでオンラインでのセミナーでしたので
みなさんにお会いできるのが楽しみです。
私に介護を教えてくれたのは多くの犬たちです。
ありがとう。みんな大好きです!
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