2024年2月26日月曜日

温かい心と志を持つ方を募集します


 シニアドッグ介護習得コース 講師の寺井です。

先週末は、「愛犬の介護」についてお話する機会がありました。

まだまだ知られていない犬の介護。

少しでも知っていただければ、と常に思っています。


なぜなら愛犬の介護は、役立つグッズを使ったり工夫をすれば

快適性が大きく向上したり、ご家族も愛犬も安心して過ごすことができるからです。


でも、何も知らないと戸惑ったり不安になったり。

大変な介護に直面して心身を摩耗してしまうのです。


年を取ることは当たり前のこと。

それは人も犬も同じ。


一生の、クライマックスにあるのが「介護」です。

これまで、ご家族に愛され可愛がられてきた大切な愛犬。

そのクライマックスには、笑顔があってほしいのです。

苦労ばかりではなく、そのひとときを慈しむような

あたたかい日々であってほしい。

介護の大変さを少しでも軽くして、愛犬との時間を安心して楽しんでほしいのです。

家族の心にゆとりがあり、なでる手に優しさがこもっていれば

愛犬は幸せな気持ちで過ごすことができます。


私は老犬介護士として訪問介護をしていますが

遠方のお宅にはお伺いできません。

オンラインでは介護相談もしており遠方のお客様の介護のお悩みをお聞きし、

1頭1頭に合わせたアドバイスをしています。

ほんの1時間弱のアドバイスですが

「工夫すれば変わることができるかもしれない」と皆さん

前向きに取り組む表情に変わっていきます。


ただ、オンラインの介護相談では、決して解決できないことがあります。

それはご家族の体の負担を減らすことです。

抱っこをするのが大変な場合の介護。

愛犬の寝返りだけでも大変だと思います。

時には休みたい。心と体を休めたい。

当たり前のことです。休んでいただきたいです。

でも、遠方のお客様の場合は訪問が難しいのです。


ご家族の負担を軽減するには、介護相談だけではなく

体の負担を減らすことも必要なのです。

心身、その両面の負担を減らす。それが本当のサポートだと思っています。


だからこそ、少しでも犬の介護士が増えていってほしいと思っています。

1つの町に1人の老犬介護士。

私が行なっているドッグライブリー協会のシニアドッグ介護習得コース

少人数制なので、一気に介護士を増やすことは難しいでしょう。

でも、一歩一歩 前には進んでいます。

少しずつ介護士が増えています。


人と犬、両方を支えたい。と志を持ってお仕事をしている修了生さんが増えています。

とても嬉しいことです。

5月の下旬から、またコースが始まります。

募集は3/3からです。

温かい心をもち、

志を持って介護に取り組んでくださる方を募集します。

詳細はホームページでどうぞ。






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