昨日はドッグライブリー協会の
シニアドッグ介護習得コースのセミナーでした。
オンラインはとても便利なのですが
介護では技術的なことや、
どうしても直接お伝えしないと分かりにくいことが
多々あります。
それを余すことなくお伝えするのです。
場所は神奈川の逗子。
JR逗子駅から近い場所での開催。
北海道、広島、京都、千葉、東京・・・
一番近い方は横須賀。
皆さん、本当に遠方から来てくださいました。
ありがとうございます。
直接見ていただきたい
介護で使う「あれこれ」も
持って行くことができるだけ
お持ちしました。
犬の介護は
「ケースバイケース」。
介護用品は、「これじゃなきゃダメ!」ではなく
ご家族の使いやすさ、
わんこさんが使い慣れているもの、も大切です。
人と違って犬はチワワからグレートデンまで
サイズが様々。
なので、使うアイテムも同じとは行きません。
フードもそうです。
介護食は、緊急時に使うと良いと思いますが
わんこさんが普段から食べ慣れているものがおすすめです。
介護相談では
色んなケースのご相談を受けますので
介護全般の様々な知識をインプットしておくことが大切。
幅広い知識から、1頭1頭のわんこさんに合ったアドバイスをしていきます。
おむつは、愛犬の介護で重要なポイント。
上手に使いこなすことができれば
介護の強い味方になります。
犬用の車いすもお持ちしました。
どんな車いすを介護で選ぶべきか、そのポイントも
お伝えしました。
今は、車いすを製作されている方が増えて来ています。
選択肢が増えるのは良いことですが、
全ての車いすが介護に適しているわけではありません。
介護アドバイスをする者は
そういう点を理解しておくべきです。
堅いことを色々と書きましたが
セミナー中は
いたって和やか。
みんなで流動食を準備。
おむつ作りもみなさん楽しそう。
人の赤ちゃん用のおむつも
犬の介護で使うことができます。
(全てのケースではありません)
しっぽ用の穴を開けて加工。
このしっぽの穴の位置が意外と難しい。
犬の住環境、食事、医療、
色々なものが向上してきて
犬の寿命は年々長くなって来ています。
その代わり、ガンなどの病気にかかることもありますし
年を重ねて認知症になることもあります。
そんなケースが増えていて
お困りのご家族も増えているのです。
まだまだ少ない老犬介護士、
シニアドッグアドバイザー。
微力ですが、少しずつ増えていくよう努めています。
介護でお困りのご家族のために
そして何よりも
可愛い可愛いシニア犬のために。
今は、シニアドッグ介護習得コース【20期】の皆さんが受講してくださっています。
次期、21期は9月からスタート予定です。
日程などは、6月に入ってからドッグライブリー協会のホームページや
ブログなどでお伝えします。