シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。
今朝、早く目覚めました。
正確に言うと、うちの猫に起こされました。
もうすぐ2才になる食いしん坊の猫。
朝ごはんを待てないので、毎日 自動フィーダーで
まだ暗い早朝に食べています。
この自動フィーダーをセットするのは主人の役目なのですが
彼がセットするのを忘れてしまったようです。
午前5時に、「待っても待ってもゴハンがない!」と
わぁーわぁー騒ぎ出しました。
そんなこんなで、早く目覚めた朝です。
眠れなくなってしまったので、
読み途中の本を。
「うまくいく人が仕事以外でやっていること99」という本です。
偶然読み始めたこの本。
いろいろな気づきをくれます。
エピソードが99もありますから、いつも2つか多くても3つぐらいを読みます。
たくさんのことを一気に自分の中に入れてしまっても、
心や頭に染み込んでいかないからです。
今朝、読んだ部分に
「子供に対しての親」についてのことが書かれていました。
「親は子供のことを支配してはいけない。別の人間として尊重すべき」
「親は子供の生き方を励まして、将来を明るく照らすべき」
そんな内容でした。とても共感しました。
読んでから、お湯を沸かしコーヒーをいれて
リビングの窓際の小さないすに座りながら
外の景色を見ていました。
すると読んだことが、犬のことと重なってきました。
「尊重する」
シニアドッグ介護習得コースでは、犬の気持ちや立場にたって介護をする大切さ、についてお伝えしています。
年を重ね、自分で歩くことが難しくなった犬、そんな犬たちの気持ち。
家族以外の知らない人に介護をされる時の気持ち。
それは「怖いこと」「緊張すること」かもしれません。
白内障で目が見えなくなっていても、
獣医さんから「認知症ですね」と言われても、
実は犬たちはよく分かっています。
ちゃんと「知らない人」「気をつけなければいけない相手」ということが。
なので、安心してもらえるような接し方、をお伝えしています。
初回訪問時は、犬に触らず、自分の匂いをそっとかいでもらうだけで十分。
少しずつ、犬たちが安心してくれるペースで距離を縮めていくようにしています。
よく「寺井さんは犬に好かれますね」と言われます。
でも、決してそうではないんです。
私がしていることは、「犬が嫌がることをしない」。
それだけなのです。
犬が怖がること、嫌がることをしない、それだけ。
これは介護の上でも、とても大切です。
なるべく安心して身をゆだねてくれるような介護をめざしています。
だからこそ、私のそばで安心して眠ってくれる寝顔を見ると
とても嬉しくなります。
「犬のことを尊重する介護」
ドッグライブリーで、これからもお伝えしていきたいです。
↓ ごはんを食べてようやくホッとしたようす。
ホットカーペットでごろり・・・
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