2022年4月6日水曜日

愛犬の介護。その先に見える景色

シニアドッグ介護習得コース講師の寺井です。

先日、受講して下さった方が感想をインスタグラムで書いてくださいました。

 

読んで胸がじーん・・・としてしまいました。

前半部分をご紹介します。

 

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

寺井先生のシニアドッグ介護習得コースの最終対面セミナーを終えました。
犬へはもちろん、飼い主さんへの愛と細やかな気配りに満ちた先生のお話はとってもタメになるものばかりで。
長年の現場で活かされてきたたくさんのリアルな知識や知恵、スキルを学ぶことができ、とても幸せな講座でした。
⁡私自身、約6年前にオーブのプチ介護を経験しましたが、今回学んでみて、改めて、オーブの介護は初歩の初歩だったんだなぁと。

もちろん、当時は手探りで試行錯誤の日々、寝不足や腰痛などしんどいこともあったけど。
寝たきりになったのも最後の一週間だけで、そんなに手もかからなかったんだと思うのです、今となっては。
⁡今回、きちんと学んでみてよかった。本当に。
幸いオーブは大事に至らなかったからよかったけど、誤ったやり方(危険になりかねない)をしていたなんて学ばなければ知らなかった。
こうしてあげてたらよかったと、目から鱗、オーブごめんよ、の嵐でした。
老犬介護は、リアルに大変だし、身体的にはもちろん、メンタルもキツいことも正直、多々あります。
私は、今思い出すと、楽しい老犬介護時間だったぁ♪って思うけれど、

もちろん、ずっとハッピー!!ニコニコ♪でいられたわけじゃない。

いつも笑顔で接していた・・・でも、ずっと100%を維持するのはなかなか難しい・・・いや、無理でした。


だからこそ、1人で抱えこまない、不安を吐き出す、時には誰かに頼ることもとっても大切。


飼い主も、わんこも、お互いに無理なく、少しでも快適にハッピーな時間を紡いでいくこと。
そんな宝時間を思い出にできたなら、きっとその先に見える景色は変わるはず。

 

(可愛いオーブちゃん。許可を得て掲載させていただきました)

 

 

この続きはohbu.20さんのインスタグラムでご覧ください

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

今、老犬介護のセミナーはたくさんあるようです。

ただ、私がお伝えしたいことは技術的なことだけでは

けっしてありません。

 

私がこの老犬介護士として仕事をしてきて思うこと、

それは

愛犬が旅立った後、

「介護していた日々も良い思い出」として

心に残っていってほしい、ということ。

 

介護というのは大変です。

 

愛犬が寝たきりになると、水分補給、食事、排せつ、全てのことをご家族が介助しなくてはいけません。

1日も休みなく、愛犬の生活を支えていきます。

時には、徘徊や夜泣きもあります。

24時間、不眠不休で愛犬のお世話を行ない

うつ病に近い状態になっているご家族もいらっしゃるのです。

それが「介護」の現実です。

 

十数年いっしょに暮した愛おしい愛犬との最期のひとときが

そんな辛い思いの毎日では、

悲しすぎると思うのです。

人も犬もつらくて悲しい思い出になってしまいます。

 

だからこそ、介護の生活を

少しでも快適に

少しでも明るく、前向きに送れる手伝いが必要です。

訪問介護や、介護アドバイスでご家族とシニアドッグのサポートをしていくのです。

 

サポートを得て、精神的にも身体的にも少し楽になると

「心と体に余裕」ができます。

余裕があれば、介護をしていても

愛犬の嬉しそうな顔、すやすや眠る可愛い寝顔、よく食べる顔、

全てが愛おしく、それを見守る瞬間瞬間が

かけがえのない時間になります。

 

私は訪問介護に行っている時、

「時間よ、止まれ!」と思う時があります。

おかしいですが、本当なんです。

シニアわんこさんの可愛い寝顔を

いっしょにひなたぼっこしながら見つめる瞬間。

そんな瞬間が永遠に続けばいいな、と思うから。

 

ゆとりがなく

精神的にも、体力的にも切羽詰まっていたら

どんな人でも

そんな瞬間は、つらいものになってしまいます。

 

だからこそ、老犬介護士として

少しでもご家族の負担を減らしたり

シニアドッグが快適に、楽しく過ごせるサポートをしていきたいのです。

 

そういうことを、シニアドッグ介護習得コースを通して

お伝えしたいと思っています。

修了生さんには、そういう気持ちで仕事をしていってほしいと願っています。

 

そんな願いが、しっかり届いている、とohu.20さんのインスタグラムを見て分かりました。

ohbuさんはアニマルコミュニケーターでもいらっしゃいます。

今後は、プラスアルファで介護にかかわることもしていってくださるようです。

 

 

シニアドッグ介護習得コースの修了生さんが

新たな介護のサポーターとなり

介護で困っている方々の助けになってくださると

心から嬉しく、心強い気持ちでいます。

 

 

ohbuさんの言葉、素晴らしいと感じました。

 

飼い主も、わんこも、お互いに無理なく、少しでも快適にハッピーな時間を紡いでいくこと。
そんな宝時間を思い出にできたなら、きっとその先に見える景色は変わるはず。

 

本当にこの通りだ、と思います。

愛犬の介護。

老犬介護士やアドバイザーにお手伝いさせてください。

そして、介護の時間を宝物にしてほしい。

そうすれば、その先の景色が変わるはずですから。

 

 

 

 

 

 

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