2022年6月26日日曜日

老犬介護の「現場論」。そしてハーブのこと

 シニアドッグ介護習得コース 講師の寺井です。

6/11からシニアドッグ介護習得コース、13期が始まりました。
昨日は7回のセミナーのうちの2回目。
皆様、ご参加ありがとうございました。

昨日は、Step.3とStep.4。
住環境と食事についてでした。

コースは介護をするためだけではなく、介護のアドバイス(シニアドッグアドバイザー)ができるようになることも目指しています。

人の暮らしも「衣・食・住」というように
「食」と「住」はとても大切です。
シニア犬の暮らしを安全に、そして快適につながる「住環境」。

食事は「生きがい」「喜び」ですよね。
「食」はとても奥が深いので、限られた時間ではたくさんのことはお伝えできません。コースでは、「介護の上での食事」をテーマにお伝えしています。
1日に必要な水分量の計算、ダイエットする場合に必要な「カロリー計算」など
とにかく実践で役立つことを中心にお伝えしています。

「老犬にダイエットが必要なの?」と思われる方がいらっしゃいますが
人も犬も太り過ぎは禁物。
高齢で足腰が弱っていたら寝たきりに移行しやすいですし、
肥満は心臓をはじめ、体の内臓や血液にも影響が出ます。

講義中は、介護現場での実体験にまつわる話が盛りだくさん。
多くの経験から自分自身が学んだコツやポイントもお伝えしています。

一般論ではなく、現場論が中心。
よく楽しかったです、とか役立ったと言っていただけるのは
この「現場論」が中心だからでは、と思っています。

次回は7月に入ってから。
いよいよ、介護技術をお伝えします。

話は変わりますが、ドッグライブリー協会には2つのコースがあります。
「愛犬のための植物療法」をお伝えしている猪野さん。

当協会は、彼女と私の共同主宰です。
公私にわたって長年のおつきあいです。

彼女の伝える「人と犬がいっしょに使って役立つハーブ」のコースは人気があります。
ハーブを「役立ててほしい」「人も犬も健やかに」という心がこもったセミナーです。
彼女の柔らかい物腰や話し方、人や犬への優しい接し方も素敵なんです。

でも、実際の彼女はとても頑張り屋さん。
ですが、どれだけ頑張ってしまっているか、本人が気づいていないこともしばしば。
仕事も家のことも(ご高齢のお父様のお世話もしています)当たり前のようにいつもがんばっています。
そんな彼女が先日、SOS・・・

大事には至りませんでしたが、こんなことは初めてだったので
よっぽどのことだったのだと思います。
受講生の皆様にもご理解いただき、休養を経て何とか復帰しました。

本当に良かったです。
もっと自分を甘やかしてくれればいいのに・・・と
私は思いますが、数十年も培ってきた性格です。
急に変えられることはありません。
きっとこれからも猪野さんは、がんばっていくのだと思います。

でも、そんな彼女にはハーブがあります。
今日もきっと、ベランダできれいなハーブの葉を見ながら笑顔になり
1杯のハーブティーで元気をもらっているのだと思います。

がんばり屋で、弱音をはくことを知らない彼女を
ハーブがいつも支えているのだと思います。
ハーブがあって良かった。
そんな風に思うのでした。


今後もドッグライブリーは、こんなわたくし達で
楽しく役立つセミナーをお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。



くんくんくん

猪野さんの愛犬もハーブが大好き♪


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