シニアドッグ介護習得コースの寺井です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日は、今年初めてのシニアドッグ介護習得コースのセミナーでした。
7回のコースの第6回目。
10月から始まったこのコースも、すでに終盤になりました。
これまで様々な介護のノウハウを
知っていただきましたが、
いよいよ「介護のアドバイス」についてお伝えすることに。
犬の介護は、訪問介護だけではなく
「介護方法などのアドバイス」も必要とされています。
犬は1頭1頭違います。
犬種、大きさ、性格、住環境、持病
体の状態などなど。
その違いから画一的な介護はうまくいかないことが多いのです。
「このコにはこんな介護」
「このコにはこんな工夫」
だからこそ悩む方も多いのです。
「インターネットや本などで情報を見て介護をしてみた。
でもうまくいかなかった。」
「この介護用品を試したけれどダメだった。」
そんなお話をよく聞くのも、
そのコに合った介護方法や介護用品を使えてないから。
介護用品に関しては、もうちょっと慣れてもらえるようご家族が時間をかけてくださったら使えるものや、もう一工夫すれば使える、というものも少なくありません。
ただでさえ愛犬の介護で大変なご家族にとっては
その過程がさらに大変な気持ちにさせてしまうこともあるかもしれません。
犬の介護士や介護アドバイザーが、アドバイスしながら
ご家族と一緒になって愛犬の介護をサポートしていく。
愛犬がリラックスして過ごしてくれる介護。
ご家族も安心して、少しでも心身の負担が軽くなる介護。
そんな状況がどんどん増えていくこと。
それが私の願いです。
また、アドバイスは決して一方的ではいけないと思っています。
ご家族の心情や体の負担を理解しながら
分かりやすく、必要とされているアドバイスを行なう。
大切な家族の一員である1頭の愛犬。そのコに合った介護のアドバイス。
そのためにはよくお話をお伺いし、考える必要もあります。
また、人と人は信頼が大切。
ご家族に心を開いていただき
お悩みをご相談いただき、そして
こちらの話に耳を傾けていただくためにも
対話すること。理解すること。ご家族の気持ちに寄り添うこと。
そういうことも大切だと常々思っています。
昨日も、セミナーで受講生の皆様にお伝えしました。
犬の介護は、犬だけではなく
人のことも支える仕事だ、と。
言い換えれば、犬だけではなく
人のこともサポートできる仕事だということ。
だからこそ、とてもやりがいのある仕事だと思います。
色々、うんぬん申し上げましたが
セミナーでは明るく楽しくお伝えしています。
なので、意外と笑いがたえないんですよ。
2月からは、また新たにシニアドッグ介護習得コースが始まります。
キャンセル待ちもいただいておりますが
お申し込み者様は、熱心な方が多いので
キャンセルが出ることはあまりありません。
キャンセル待ちをしていただいている方々には
優先的のその次のコース日程などをお知らせする特典を行なっております。
本気で学びたい方、ぜひキャンセル待ちをお申し込みくださいませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿