シニアドッグ介護習得コースの寺井です。
週末、ドッグライブリー協会で
犬用車いすの勉強会を開催しました。
良い機会なので、定員を少し上回っても
学びたい方にご参加いただきました。
皆さん、ドッグライブリー協会の
シニアドッグ介護習得コースを受講してくださった方々。
すでに犬の介護士や、シニアドッグに関するアドバイザーとして
活動してらっしゃる方も。
今回は、長年 犬用の車いすを製作している
わんうぉーくさんにご協力いただき
車いすについて講義もお願いしました。
皆さん、真剣な面持ちで聞いていらっしゃいました。
講義を聞くだけではなく、
実際に車いすの採寸のためにシニア犬の姿勢を保持していただいたり。
今回は、ちゃくちゃん(15才)に
デモンストレーションをしてもらいました。
ちゃくちゃん「しっかり支えてね、わたしのこと」
ギャラリーでいっぱいの中・・・
ちゃくちゃん「人がいっぱいねー」
犬生、初めての車いす体験をしてもらいました。
ちゃくちゃん「あれ、なんだか楽だわー」
自力で立ったり、歩いたりできている
ちゃくちゃんですが
年を重ねた今、フラついたり
ちょっと足元がおぼつかなかったり。
体に合った犬用車いす(試乗車)を
わんうぉーくさんが用意してくださり
実際に試乗!
初めてなのに、すんなり。
とっても上手でした!
みんなシニア犬が大好きなので
「かわいいー、えらいー!」と笑顔になりました。
講義や質問タイムの後は
休憩を挟んで座談会を。
実際に、愛犬サスケくんに車いすを使っていらっしゃった
ペットのヘルパーちょこらぶさん から
体験談を話していただいたり、
老犬介護士として現場で車いすに接している
シニアドッグケア カーム さんから車いすが
どんな風に介護で役立っているかをお聞きしたり。
さらには、ゲストとして来ていただいた 老犬サポートひだまり のオーナーさんからも、
介護の現場での車いすについてお話しいただきました。
もちろん、わんうぉーくさんからも作り手の立場でのお話しも。
(私は進行係&補足説明係)
犬の寿命は年々伸びています。
そのため介護を必要とする犬たちも多くなっています。
歩くことがしづらくなっても
犬用車いす(歩行器とも言います!)を上手に使って
お散歩したり
立った状態で自然に水を飲んだり
ご飯を食べたりして
QOL(生活の質)をぜひ保持してほしいと思っています。
勉強会の主催者なので
けっこうプレッシャーを感じていた私。
でも修了生でもあるペットのヘルパーちょこらぶさんや、
シニアドッグケア カームさんに沢山助けていただき
無事に問題なく勉強会を開催することができました。
感謝です。
久しぶりに受講生の皆さんとお会いできたのも
とても嬉しかったです。
なんと滋賀から来てくださった方も!
感謝です。
車いすのノウハウ、感じたことなどを
ぜひ今後にお役立てください。
何より、介護が必要なシニア犬と
ご家族のために
私たち老犬介護士がお役に立つことができるよう、
努めていきたいです。