シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。
今日、4月から開催していたシニアドック介護習得コース【20期】の皆様のカリキュラムが全て終了しました。
忙しい中、時間をやりくりして受講してくださった皆様、どうもありがとうございました。
最後のひとときは、オンラインお茶会。
みんなでお菓子やお茶をいただきながら、色々なお話しをしました。
私は先日、お茶の先生からいただいた(茶道を習っています)水菓子とお煎茶を。
楽しい時間を過ごしました。
今日、参加してくださった方からメールをいただきました。
「すごく楽しく受講できました」という言葉に
とても嬉しく、うるっとするほど(笑)
介護を楽しく・・・? と
不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
介護はけっして悲しいことではありません。
年をとることも、介護が必要になることも自然のこと。
ただ、介護が必要になるとご家族も愛犬も
大変に感じることが増えてきます。
でも、その「大変さ」は介護相談や訪問介護でサポートできるのです。
何歳になっても犬は可愛いです。
目が見えなくても耳が遠くなっても
コミュニケーションをとることができますし
心の絆を深めることもできます。
楽しい瞬間だってたくさんあります。
私たち人間の大切なパートナーであり
家族である犬たち。
愛犬の犬生の最後のひととき。
人といっしょに最後まで安心して、少しでも快適な気持ちでいてほしいものです。
それをお手伝いするのが老犬介護士であり、
介護アドバイザーだと思っています。
人は前向きに、そして
犬たちには楽しい気持ちでいてほしい。
だからこそシニアドッグ介護習得コースの学びは
「楽しく」なのです。
メールをくださった受講生の方ですが、
愛犬の介護の経験が、彼女の人生に大きな変化をもたらしました。
「シニア犬の介護をしたい!」と一念発起して受講してくださいました。
講座の内容は、愛犬が身をもって見せてくれて教えてくれたことばかりだったようです。
それを「学び」として再度吸収し、今度はそれを
他のシニアドッグや愛犬の介護で悩んだりお困りの方をサポートするために
活用しようとしてくださっています。
今、天国にいる愛犬が導いてくれた道なのかもしれませんね。
犬の介護という仕事は、私からすると
かけがえのない仕事です。
可愛いシニア犬と出会い、ご家族に代わって
「かわいいね」「えらいねー」「おりこうさん」と
言葉をかけながら大切にお世話します。
そしてその瞬間瞬間を心から楽しみます。
私は犬の介護士として、そんな時間の素晴らしさを体感してきました。
おかげで出会った犬たちの数だけ温かい思い出が心に残っています。
まさに宝物です。・
この素晴らしい仕事を、受講生の皆さんにも経験していただきたいと思っています。
受講生の皆さんは、私の住む神奈川からは離れている方も多いのですが
心から応援しています。
これからは、「シニア犬が大好き&介護でお困りのご家族をサポートしたい」仲間です。
コースは終了しましたが、勉強会やハーブの講座でまたお会いできる日を楽しみにしています。
今後もよろしくお願いいたします。