2021年3月28日日曜日

技術だけではない介護を

 シニアドッグ介護習得コース、講師の寺井です。

3ヶ月にわたり、オンラインで6日間、対面で1日の合計7日間のカリキュラムで行っています。

 

1月からのコースですが、昨日オンラインの最終日でした。

残すは都内と葉山で行なう対面セミナーを残すのみとなりました。

無事にオンラインのセミナーが終わりほっとするのと共に

少し寂しい気持ちにもなりました。

モニター越しではありますが、回を重ねるたびに

受講してくださる皆さんを身近に感じ、介護のノウハウをお伝えする私としても

楽しく情熱をもって行なってきました。

 

介護はけっして技術だけではできない仕事だと思っています。

介護をご依頼くださるご家族は、愛犬のことを心から心配し、大切にしてらっしゃる方々ばかりです。

また、夜泣きや認知症と言われる症状に悩んだり、心を痛めている方も少なくありません。

 

そのようなご家族にご依頼され、

愛犬の介護をしたり、介護のアドバイスをするわけですから

ご家族の気持ちにきちんと寄り添ってお仕事する必要があります。

 

けっして事務的になったり

技術や効率が先走ってしまってはいけないと思っています。

介護の技術にくわえ、

セミナーではそういうこともきちんとお伝えして

修了生の方お一人お一人が、介護に悩むご家族のことを

理解した上で手助けができるようになってほしいと思っています。

 

これは私の希望だけに終わらず

きっと修了生の皆さんは

そういう犬の介護士、介護アドバイザーなってくださると信じています。

 

昨日は、皆さんの今後の抱負をそれぞれお聞きしました。

お一人お一人の抱負が、素晴らしく

そして皆さんお顔がキラキラしていて素敵でした。

 

まだまだ少ない犬の介護の担い手、今後も少しずつ仲間を増やしていけたら、と思います。



●元気くん●


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