愛犬のための植物療法の猪野です。
昨日、大好きな書店を巡って2冊の本に出会いました。
ターシャ・テューダーは、アメリカの絵本作家、そしてガーデーナーです。
若くして絵本作家になり、晩年はアメリカのバーモント州の広大な敷地に植物を育て、誰もが憧れてしまうような夢のようなガーデンを作りあげた人です。
ターシャさんのイラストや絵本
画風はそれぞれ好みがあると思いますが、その好き嫌いを飛び越えたワクワクを感じることができます。
ターシャさんの言葉の中に「自分が描く絵は空想ではなく実際に見たもの。あったもの」という意味の言葉があります。
とても綿密に描きこまれた絵には1つの絵として見るより、どんどん近寄って隅から隅まで見たくなります。
とても細かく繊細に描かれた絵にはそこかしこに動物が登場しています。
そしてどんなに小さくてもその動物らしい仕草や表情があるのです。思わず「ふふふ」と微笑んでしまうような一瞬を捉えています。ターシャさんの絵は宝探しのようなワクワクした気持ちを呼び起こしてくれます。何度同じ絵を見てもです。
ターシャさんは、すぐに動いてしまう子供や動物をスケッチするために家のいたるところにスケッチブックを置いていたと言います。絵を描くことで表現する。そんな努力を惜しまなかった方なのですね。
絵をみながら、そして生き方を知るたびにターシャ・テューダーという人がいつもいつも心に持っていた「楽しむ気持ち」「新鮮に驚く気持ち」を感じます。
絵を描く努力をしながら、それを楽しむ気持ちです。
それは私と寺井にも共通することろです。
犬のハーブをしている私と、犬の介護をしている寺井の共通点。いつも「楽しいことをしたい」と考えているところ。
二人とも、犬たちが大好き!が原点となって、犬のお世話やケアを「楽しいこと」と思っています。
お世話やケアを通して見える犬たちの「気持ちいいなあ」「嬉しいなあ」「楽しいなあ」の表情や心を感じた瞬間が私たちの幸せです。
私たちはそれぞれ、犬のハーブ・犬の介護のセミナーをしています。
そこでハーブや介護を伝えることもまた「楽しいこと」なのです。言い換えると大真面目に楽しんでいます。
寺井の講座はとても楽しく発見のある講座です。シニアドッグ介護習得講座を受講されて、私のハーブ講座を受講してくださる方も多いです。
受講生の方々と接していても寺井の講座がとても発見が多く、犬への愛情が溢れていることがよくわかります。
私と寺井は別々の講座をしています。そして、コロナ禍になってからお互いに会って話すことが以前より少なくなっています。
それでも、寺井がどんな講座をしているかが手に取るようにわかるので、私も安心して私の講座をすることができます。
どういうことでしょう?
それはきっと軸の部分が同じということ。
二人とも楽しむ気持ちを忘れたくないのです。
犬を真ん中にした 楽しむ気持ち。
これからもそれだけは変わらない二人です。
0 件のコメント:
コメントを投稿