昨日、8/22でシニアドッグ介護習得コース18期のコースが無事に終了しました。
ご受講くださった皆様、ありがとうございました。
最終日の昨日はStep.8の介護アドバイスプラクティス、
Step.9のアンチエイジング・脳トレ、
そして最後のStep.10では犬の介護士心得、をお伝えしました。
今もそしてこれからもニーズが高い介護相談について、
そしてなるべくシニアドッグのQ.O.L.(生活の質)をアップし、なによりシニアドッグ自身に楽しんでもらうために行なう「脳トレゲーム」など。
最後の「犬の介護士心得」というのは、皆様に心得ておいてほしい、というよりは老犬介護士として活動を続けてきた自分自身の考え方や、仕事の捉え方などがないようです。
みなさん最初は仕事をしながら戸惑うこともあると思います。
そんな時に、ご自身で「ゆるがないもの」「こだわり」などがあれば
きっと大変なことがあっても、その道を進むことができると思います。
そうあって欲しい、と思い私の「こだわり」のようなことをお伝えしています。
仕事を進めるうちに、きっとご自身だけの信条のようなものが見つかり
大変でも、きっと仕事をしていけるのではないか、と思います。
昨日もお話ししたのですが、私の介護の先生は犬たちです。
これまで出会ったシニアドッグ1頭1頭が、私の先生です。
どんなふうに接したら安心してくれるのか。何をしたら嬉しい気持ちになってくれるのか。楽しい時間を過ごしてもらえるのか。
これまで出会った犬たちがみんなみんな教えてくれました。
なので、いつも申し上げています。
「経験が何よりも勉強になる」と。
修了した後、ぜひシニア犬との時間を積極的に持っていただきたいと思います。
犬たちが教えてくれることを、先入観を持たずに素直に全身で感じ、学び
犬の介護に役立ていただきたいです。
昨日、受講生の方の一人が
「毎回、とても面白かったです。一言一句、逃さないようにノートにとってました。」と笑顔で言ってくださいました。
そう。「面白い」という言葉です。
介護ってついつい暗いイメージを持たれがちがですが
私はそう思っていません。
私はシニア犬が大好きです。一緒に過ごすのも大好きです。
十数年、人と一緒に暮らしてきた彼らは ある意味「対、人間のエキスパート」でもあります。
不満があれば鼻息やため息でこちらに伝えてきたり(笑)
じっと見上げて「ちょっと食べ足りないんだけど。おかわりは?」なんて聞いてきたり(笑)。
そして、人よりもよっぽどたくましいのです。
犬生、最期の最期までがんばってくれます。
体調が良ければ美味しいご飯をたくさん食べてくれて
「歩きたいなー!」なんて意欲的になってくれる。
そんな素晴らしい存在、シニア犬と一緒に過ごせるこの仕事は
「面白い」ですし
かけがえがない仕事だと思っています。
このドッグライブリー協会の1期生さんに妹のような存在の方がいます。
彼女は元々ペットシッターをしていた方です。
今では犬の介護もされています。
一緒に食事をした時だったでしょうか。
私と彼女は二人して「この仕事は最高の仕事」と話しました。
それは、それだけシニアドッグたちが可愛らしく、たくましく
素晴らしい存在だからなんです。
そんなシニアドッグたちを支えたい。支えるのが嬉しい。楽しい。
それを修了生さんたちにぜひ体感していただけたら、と思っています。
私の先生たち(ごく一部)
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